SWOT分析~外部環境

SWOT分析―外部環境について

  企業診断に頻繁に使用される分析ツールの一つが、SWOT分析である。
外部環境、内部資源の分析を行なって、企業経営の問題点の摘出を行い、事業の改善、方向性を決める手法として活用されている。

  外部環境分析の場合、日本の場合、経済環境、少子高齢社会化の進展、IT化などがマクロの視点で「機会」と「脅威」の視点から取り上げられるが、実際の企業の診断に活用するには、その企業に関係する環境に照らして見る必要がある。ただ、一般的な「機会」と「脅威」を並べるだけでは分析とは言えまい。従って、診断企業が決まった段階で、その企業をとりまくマクロ環境、業界動向を調査することが大事である。

  外部環境の分析の切り口としては、マクロ環境及び対象市場に加えて、競争関係の要因を加える。
マクロ環境については、P(Politics)、E(Economy),S(Society),T(Technology)を目安にするのが通常である。
対象市場につては、言うまでもなく、企業の目指す市場であり、同時に、業界も調査すべきである。
さらに、競争関係の要因として、競合企業、代替品、異業種・業態の新規参入、輸入品などを検討すべきであろう。

  簡易診断では、ややもすると外部環境についてはおざなりな検討で済まされているように思えるが、企業の将来の姿を決める重要なポイントであるので、手抜きをしないで取り組みたい。